講座内容
京都府リカレント教育推進機構
第11回ELSIカフェ「ゲノム情報による「不当な差別」とは何かについて考える」

本研究プロジェクトでは、保険や雇用等の非医療分野において遺伝子差別を受けないための日本におけるモデル法案を作成中です。
今回のELSIカフェでは、ゲノム情報による「不当な差別」とは何かについて参加者全員で議論し、非医療分野における遺伝子差別禁止のモデル法案の作成を進めます。
講座の詳細情報
- 大学・団体名(主催)
- 京都府立医科大学 医学生命倫理学 人文・社会科学教室
- 開催日時
- 2025年06月22日 9:30~11:30
- 開催形式詳細
- オンライン(Zoom)での開催です
- 会場
- オンライン(Zoom)
- 受講料
- 無料
- 受講条件
- どなたでもご参加いただけます
- 講師名
- 話題提供・ファシリテーター
瀬戸山 晃一(京都府立医科大学)
森本 誠一(近畿大学)
金田 伊代(京都府立医科大学)
澁谷 美和(京都府立医科大学)
- 講座種別
- 地域・社会に貢献する
- 分野
- 法律 医療・福祉 その他
- 募集期間
- 2025年06月04日~2025年06月21日
- 定員
- 定員なし
- 身に付けられる能力、知識、技術、技能
- 遺伝子情報の利活用と遺伝子差別に関する知識
- 説明文
- 【第11回ELSIカフェ概要】
本研究プロジェクトでは、保険や雇用等の非医療分野において予見される遺伝子差別を主な対象として、国内外のELSI対応のギャップとその諸要因を洗い出し、日本におけるモデル法案を作成中です。
ELSI(エルシー)とは、倫理的・法的・社会的課題("E"thical, "L"egal and "S"ocial "I"ssues)の略で、新しい技術の進展や普及に伴い生じる課題を指す言葉です。雇用や保険における差別は、遺伝情報を利活用する技術に関わるELSIの代表例です。
ELSIカフェは、市民と専門家がELSIについて気軽に語り合う場です。
今回のELSIカフェでは、ゲノム情報の利活用において、どのような差別が法で禁止すべき「不当な差別」なのか。またゲノム情報に基づく許容される「合理的区別」とそうでない禁止すべきものを分ける基準は何か等について議論します。
※ ELSIカフェは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、社会技術研究開発センター(RISTEX)、科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題への包括的実践研究開発プログラム(RInCA)の研究プロジェクト「公正なゲノム情報利活用のELSIラグを解消する法整備モデルの構築」(研究代表者:瀬戸山 晃一)の一環です。
【参加登録締め切り】
6月21日(土)12:00 まで
【お問い合わせ先】
京都府立医科大学 人文・社会科学教室
elsi-lag@koto.kpu-m.ac.jp