講座内容

京都府リカレント教育推進機構

【龍谷アカデミックプラザ】仏教的視点・科学的視点から見た食と農-持続可能な社会を目指して-

龍谷大学の公開講座「龍谷アカデミックプラザ」では、市民の知的探究心に応える多彩な講座を開講しています。
本講座では、仏教的視点と科学的視点を手がかりに、食と農をめぐる現代社会の課題を取り上げ、持続可能な社会のあり方についてわかりやすく学びます。
対面・オンライン受講可。

講座の詳細情報

大学・団体名(主催)
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
開催日時
2026年02月05日 13:30~15:00
開催形式詳細
本講座は、対面方式とオンライン方式を併用したハイブリッド形式にて実施いたします。
また、対面・オンライン受講を問わず、講座の録画を後日視聴できるオンデマンド(見逃し)配信を行います。
講座開講の約1週間後に視聴用URLをメールでお送りします。配信期間中(約1カ月間)は、何度でもご視聴いただけます。
会場
対面:龍谷大学深草キャンパス WEB:参加者に別途URLをお送りします。 
受講料
有料
受講料金
5,940 円
受講条件
講座内容に興味・関心のある方、大学で学びたい方。
講師名
玉井 鉄宗(龍谷大学農学部 准教授)
神戸大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了、博士(農学)。専門分野は植物栄養学。地域資源や伝統的農法の活用と先端科学技術の導入を両立させ、環境負荷の低減を図る持続可能な農業の実現に向けて、多角的に研究を展開している。浄土真宗本願寺派 仏照山 光遍寺住職。
講座種別
地域・社会に貢献する
分野
その他 
募集期間
2025年12月23日~2026年02月02日
定員
50名
期間
全3回(2月5日、2月12日、2月19日)
身に付けられる能力、知識、技術、技能
仏教的視点と科学的視点の違いや共通点を理解し、食料問題や農業をめぐる現代社会の課題を多角的に捉えることで、持続可能な社会を考えるための思考力と判断力を身に付けることができます。
受講決定方法
先着順
広報媒体
https://recurrentnavi-kyoto.com/wp-content/uploads/2025/12/仏教的視点・科学的視点から見た食と農-1.pdf
説明文
【講座概要】
 食糧不足が叫ばれる一方で、日本では一人当たり毎日、お茶碗一杯分の米に相当する量の食品が廃棄されています。さらに、自然に優しいはずの太陽光発電パネルが、森林伐採などによって自然環境を破壊しているという矛盾も見られます。私たちはこのような現実の中で、子孫や後の世代に社会を引き継ぐことができるのでしょうか。持続可能な社会の実現には、仏教的視点と科学的視点の融合が鍵になると考えています。仏教的視点とは、思い込みを排し、ありのままに世界を見つめる姿勢であり、科学的視点とは、客観的かつ論理的に物事を捉える態度です。両者は相補的な関係にあり、どちらも欠かすことはできません。
 本講座では、両視点を比較しながら理解を深め、人間生活の基盤である「食」と「農」を題材に、農学的アプローチによる持続可能性の探究を紹介します。共に、これからの食と農のあり方を考えましょう。

【講座進行】
■第1回 2月 5日(木)13:30~15:00
仏教的視点・科学的視点から見る「世界」

■第2回 2月12日(木)13:30~15:00
仏教的視点・科学的視点から見る「食」

■第3回 2月19日(木)13:30~15:00
仏教的視点・科学的視点から見る「農」

【キャンセルについて】
キャンセルについてはお受けいたしかねます。
なお、入金された受講料は返金できませんので、ご了承ください。