講座内容

京都府リカレント教育推進機構

【龍谷アカデミックプラザ】「移民」と「外国人」と共に生きる社会-私たちはなぜ「移民」を「よそ者」として「我々」と分けてしまうのか-

龍谷大学の公開講座「龍谷アカデミックプラザ」では、市民の知的探究心に応える多彩な講座を開講しています。
本講座では、歴史的背景や最新データに基づき、「移民」をめぐる現状や課題を読み解きます。
なぜ「移民」を「よそ者」と分けてしまうのか、その心理や構造を探り、多様化が進む日本社会で他者と共生するための道筋を考えます。
国内外の事例を通じ、これからの社会のあり方を多角的に学ぶ機会です。

講座の詳細情報

大学・団体名(主催)
龍谷大学 価値創造推進センター
開催日時
2026年06月22日 11:00~12:30
開催形式詳細
本講座は、対面方式とオンライン方式を併用したハイブリッド形式にて実施いたします。
また、対面・オンライン受講を問わず、講座の録画を後日視聴できるオンデマンド(見逃し)配信を行います。
講座開講の約1週間後に視聴用URLをメールでお送りします。配信期間中(約1カ月間)は、何度でもご視聴いただけます。
会場
対面:龍谷大学深草キャンパス WEB:参加者に別途URLをお送りします。 
受講料
有料
受講料金
7,920 円
受講条件
講座内容に興味・関心のある方、大学で学びたい方。
講師名
DEBNÁR Miloš(デブナール ミロシュ)
龍谷大学国際学部准教授。京都大学大学院文学研究科博士号を取得、同志社大学社会学部助教を経て、2017年に龍谷大学へ着任。スロバキア出身で京都に約20年在留し、日本の移民、留学生や人種について社会学的な観点から研究を進め、社会学、移民研究や人種について教授する。
講座種別
地域・社会に貢献する
分野
社会貢献 
募集期間
2026年05月11日~2026年06月17日
定員
定員なし
期間
全4回(6月22日、6月29日、7月6日、7月13日)
身に付けられる能力、知識、技術、技能
「移民」に関する歴史的背景や統計データを基礎から理解することで、現状を事実に基づいて客観的に分析する力や、社会的な統合と排除のメカニズムを理論的に捉える思考力、さらには「我々」と「他者」という境界線を越えて、多様な人々が共に生きる社会のあり方を多角的に考察するための視点を身に付けていただけます。
受講決定方法
先着順
広報媒体
https://recurrentnavi-kyoto.com/wp-content/uploads/2026/05/「移民」と「外国人」と共に生きる社会-.pdf
説明文
【講座概要】
 特にコロナ禍が鎮静してから、「移民」や「外国人」をめぐる議論が活発になり、かつて移民が少ない社会と思われていた日本でも「移民」が大きな課題となってきました。その中では、特に「移民」を「よそ者」として問題視する傾向が目立ち、厳格に管理・選択すべきであるという見解が広がっています。
 本講義では、まず歴史的背景および国内外のデータに基づいて「移民」に関する動向を確認し、「移民問題」とされている根拠について最新のデータと事例に依拠しながら吟味します。
 続いて、移民と受け入れ社会に関する課題、および移民の統合、つまり移民がどのように受け入れ社会の一員となっていくか、その中でなぜ、どのように排除されることがあるかについて、議論と研究結果を紹介します。
 その上で、そもそもなぜ「移民」を「問題」や「共生が難しそう」な「他者」とみなしてしまうのか。多様化が進む日本社会において、そのような「他者」と共生することがいかにして可能かについて考えます。

【講座進行】
■第1回 6月22日(月)11:00~12:30
『移民とはだれか、どう迎えられてきたか』
国境を越えて移民するという現象について、その歴史的背景からグローバル化時代の特徴までを概観します。後半では、主な受け入れ先の事例を紹介しながら、受け入れ社会における移民の位置づけと定住に関する議論を紹介します。

■第2回 6月29日(月)11:00~12:30
『日本における移民の現状-多様化する社会』
最新のデータに基づいて、在留外国人の構成や増加の背景にある要因について解説します。また、代表的なパターンを取り上げ、渡日の理由や経緯を説明しながら、人々はなぜ、そしてどのように移民するのか、その実態について理解を深めます。

■第3回 7月 6日(月)11:00~12:30
『日本における移民の現状-定住化と統合』
主に統合の理論に依拠しながら、日本で生活している移民をめぐる課題について紹介します。具体的な事例を通じて移民の日常生活を理解し、移民に関する社会的想像力を養うことを目指します。

■第4回 7月13日(月)11:00~12:30
『「他者」と「我々」を乗り越えた社会とは?』
受け入れ社会が多様化することによって、どのような政策・対策が必要となるのか。また、人の意識に作用する要因とは何かについて、海外(欧州等)と日本の研究事例を交えて議論します。

【キャンセルについて】
キャンセルについてはお受けいたしかねます。
なお、入金された受講料は返金できませんので、ご了承ください。