講座内容
京都府リカレント教育推進機構
第6回ELSIカフェ「雇用における遺伝子差別禁止に係るモデル法案について考える」
遺伝子解析技術の発展と普及により、医療その他の社会的領域での個人のゲノム情報の利活用が今後急速に進んでいきます。昨年のゲノム医療推進法制定を受け、個人の遺伝情報のプライバシーと不当な遺伝子差別の問題が日本でも喫緊の課題になっています。この問題について、Zoomで一緒に考え意見交換してみませんか。
第6回ELSIカフェでは、雇用における遺伝子差別禁止に係るモデル法案について取り上げます。
講座の詳細情報
- 大学・団体名(主催)
- 京都府立医科大学 医学生命倫理学 人文・社会科学教室
- 開催日時
- 2024年12月08日 14:00~16:00
- 開催形式詳細
- オンライン(Zoom)での開催です
- 会場
- オンライン(Zoom)
- 受講料
- 無料
- 受講条件
- どなたでも参加いただけます
- 講師名
- 講師
瀬戸山 晃一(京都府立医科大学)
話題提供
東新川 藤佳(京都府立医科大学)
ファシリテーター
瀬戸山 晃一(京都府立医科大学)
森本 誠一(近畿大学)
中辻 柚珠(京都府立医科大学)
- 講座種別
- 地域・社会に貢献する
- 分野
- 法律 医療・福祉 その他
- 募集期間
- 2024年11月20日~2024年12月07日
- 定員
- 定員なし
- 身に付けられる能力、知識、技術、技能
- 雇用における遺伝子情報の利活用と遺伝子差別に関する知識
- 受講決定方法
- 先着順
- 説明文
- 【第6回ELSIカフェ概要】
ELSI(エルシー)とは、倫理的・法的・社会的課題("E"thical, "L"egal and "S"ocial "I"ssues)の略で、新しい技術の進展や普及に伴い生じる課題を指す言葉です。雇用や保険の差別は、遺伝情報を利活用する技術に関わるELSIの代表例です。
現在、私たちの研究プロジェクト(公正なゲノム情報利活用のELSIラグを解消する法整備モデルの構築)では、諸外国の遺伝情報に係る法整備の調査や課題を踏まえ日本におけるモデル法案を作成中です。遺伝情報の利活用や課題を含め雇用におけるモデル法案について一緒に考えます。
【参加登録締め切り】
12月7日(土)12:00 まで
【お問い合わせ先】
京都府立医科大学 人文・社会科学教室
elsi-lag@koto.kpu-m.ac.jp