講座内容
京都府リカレント教育推進機構
第4回ELSIカフェ「ポリジェニックリスクスコア(PRS)やゲノム情報の雇用における利活用と 遺伝子差別について考える」
遺伝子解析技術の発展と普及により、医療その他の社会的領域での個人のゲノム情報の利活用が今後急速に進んでいきます。昨年のゲノム医療推進法制定を受け、個人の遺伝情報のプライバシーと不当な遺伝子差別の問題が日本でも喫緊の課題になっています。この問題について、Zoomで一緒に考え意見交換してみませんか。
第4回ELSIカフェでは、雇用におけるゲノム情報の利活用と遺伝子差別を取り上げます。
講座の詳細情報
- 大学・団体名(主催)
- 京都府立医科大学 医学生命倫理学 人文・社会科学教室
- 開催日時
- 2024年09月28日 13:00~15:00
- 開催形式詳細
- オンライン(Zoom)での開催です
- 会場
- オンライン(Zoom)
- 受講料
- 無料
- 受講条件
- どなたでも参加いただけます
- 講師名
- 講師
瀬戸山 晃一(京都府立医科大学)
ファシリテーター
森本 誠一(近畿大学)
東新川 藤佳(京都府立医科大学)
中辻 柚珠(京都府立医科大学)
- 講座種別
- 地域・社会に貢献する
- 分野
- 法律 医療・福祉 その他
- 募集期間
- 2024年09月10日~2024年09月27日
- 定員
- 定員なし
- 身に付けられる能力、知識、技術、技能
- 雇用における遺伝子情報の利活用と遺伝子差別に関する知識
ポリジェニックリスクスコアに関する知識
- 受講決定方法
- 先着順
- 説明文
- 【第4回ELSIカフェ概要】
ELSI(エルシー)とは、倫理的・法的・社会的課題("E"thical, "L"egal and "S"ocial "I"ssues)の略で、新しい技術の進展や普及に伴い生じる課題を指す言葉です。雇用や保険の差別は、遺伝情報を利活用する技術に関わるELSIの代表例です。
近年は単一遺伝性疾患のみならず、多くの遺伝子が関与することで発症する特定の疾患発症リスクを計算した値であるポリジェニックリスクスコア(PRS)が注目されており、個人の体質や行動特性をも判断する指標として使われることが予見され、雇用の場面で利用される可能性があります。今回は雇用におけるゲノム情報の利活用と遺伝子差別について一緒に考え意見交換をします。
【参加登録締め切り】
9月27日(金)12:00 まで
【お問い合わせ先】
京都府立医科大学 人文・社会科学教室
elsi-lag@koto.kpu-m.ac.jp